01.
この本は、本当に子どもの気持ちがわかるようになる本です。
大人になって忘れていた、
あるいは、
子どもの頃にはどう表現していいかわからなかった言葉を
大変ていねいにまとめてあります。
親だったら誰だって
こどもが生き生き、笑っている顔をみたいものです。
悲しくなったり、辛そうにしていたら
本当に代わってやりたいと思います。
でも毎日忙しいので、つい荒々しい言葉をかけてしまったり。
一方で、こんな育て方でいいのだろうかと思ったり。
迷ったりしています。
この本の著者は、
そんな親の気持ちもわかってくれながら、
こどもをより生き生きとする接し方を教えてくれます。
例えば、以下の内容はとても感動しました。
・「がんばれ」より「がんばっているね」というほうがいい
・子どもは怒りだけでは非行に走らない。
「僕なんてどうでもいい人間なんだ」と評価が下がったら深入りする。
・人間が生きていくうえで、甘えは絶対に必要なもの。
十分甘えた人が、大人になって自立していく。
親自身も子どもだった頃のことを思い出して
理解してくれてありがとう、と涙を浮かべてしまうような本です。
世界中の人に読んでもらいたい、素晴らしい内容だと思います。
02.
子どもに対して本当にこれでいいんだろうかと悩んだとき、周りの年寄りにいろいろ言われて子どもにつらくあたってしまったとき、読んでみると参考になることがいっぱい。子どもに限らず、大人の世界でもあり得ることかも知れないと思ってしまいました。
03.
この本を読んでいると、ところどころで涙が出る。 涙は心を浄化してくれる。だから、皆さんこの本で癒されて。 特に、悩んでいる人にオススメ。大人であっても、子どもであっても。 インナーチャイルドセラピーのようで、辛かった子ども時代を過ごした人や今現在チャイルドだという人に効く、と思う。 とても平易な文体ですぐ読めてしまう。 文章を読んだ後、表紙のイラストの少年を見ると、彼(いいヤツ)のことが好きになる。だから、このイラストも好き。 一章読み終わると、写真がはさまれていて、それでパッと気持ちも明るくなる。希望が見えてくる。 辛かった自分のこと、少しだけ好きになれる、そんな気がする。少なくとも、辛かった自分のことを恥じたりしなくなると思う。自分だって、いいヤツだって、思えてくるかもしれない。
04.
筆者は子供に甘えさせることの重要さを力説している。私もそう思う。愛情あふれる生活をしていると、安定した精神の大人になると思う。ただ、一つの危惧は、マニュアル大好きの昨今の若い人たち。この本を読んだ若い母親が、甘やかして育ててしまうのではと思ってしまう。甘えさせると甘やかすは違うということを念頭に入れてこの本を読まなければいけない。愛情の注ぎ方って難しくて、暴力を振るう親だって、愛情のつもりで暴力を振るっているわけだから、本当に難しい。この本は、子育てや教育にはものすごく参考になる本だけれども、この本を読んで帰って迷う人も出てくるのではと思ってしまう。誤解しないで、いい本だよ。教育職にいる私は、この本を読んで、己の言動を少し反省しましたから。
05.
このシリーズの本は書店に出かけると いつも平積みしてあって、気にはなっていたのですが 表紙がなんか好きになれなくて避けていました。この本を読む気になったのは 『子供の生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ…』の くだりを読んだからです。 本を開くと、字も割りと大きく非常に読みやすいです。 少し難しい漢字には仮名がふってあるので 子供にも読みやすいかもしれません。 子供の症状をパイプのつまり具合に例えて説明したり、 問題は子供だけにあるわけではなく、 その親にもあると繰り返し書かれています。 こういった本はどの本も同じような事が書かれているのだろうと 思いますが、とてもシンプルでわかりやすいです。
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