01.
専門家の方々がそれぞれの立場から寄稿されていて、学校のテキストのようでした。
子ども相手の課外講師をしている立場から関心を持って読みましたが、専門家から専門希望者へのアドバイスのようで、一般向きではないようです。
文章自体は簡潔で読み易いけれど、表現が非常に堅いので、事例が載っていてもリアルさや身近さは感じませんでした。
誠実な本ではありますが、一般向きをお探しの方にはちょっと違うかもしれません。
02.
私自身、自閉症や知的障害の仕事に関わっているので大変興味深く読ませてもらいました。
内容的には大変わかりやすく、身近にそういった症例の人がいれば、大変参考になると思います。
発達段階別の事例などの具体例が多く載っているため、支援をするための方法が見えてくることでしょう。
03.
本書は「高機能広汎性発達障害」の診断、成長段階ごとの発達援助、治療教育などについて扱っていますが、特徴として、① この障害特有の複雑な臨床像を多岐にわたり具体的に示している、② 乳幼児期から社会生活上の問題を含む青年期までの支援方法が具体的に示されている、③
個別の治癒教育プログラムの必要性を指導事例と併せて説いている、といったことがあげられます。発達にムラがある障害と言われても一般の人にはわかりにくいと思いますが、本書は、医学・心理学的分析にとどまらず、理解の助けとなる臨床例が豊富です。更には支援のためのアイデアなども具体的で、両親が抱える精神面での問題への対処法にも言及しています。 著者らが主催する「アスペの会」の活動を通しての研究・実践の集大成とも言えるもので、これまで活動に取り組んでこられた方々に敬意を表すとともに、療育・支援に携わる人たちに是非とも役立ててほしい本だと思います。
04.
アスペルガー症候群,高機能自閉症の幼児期から学童期,青年期まで発達段階に応じた特徴や関わり方などがわかりやすく書かれています。事例も載っているので理解しやすい。乳幼児健診の問題点も載っているので,保健師さんには読んでもらいたい一冊。
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