01.
厚めの本で、通読しようとするとくたびれる場合もある。
特に初めてTEACCHの本を取った場合には。
p129からをご覧いただきたい。
構造化のことなど、学習に生かせる基本的なことが掲載されている。
まずはそういう興味を持ちやすい部分から読んで、次に通読されてみてはいかがだろうか?
TEACCHを日本に紹介した、佐々木正美先生の著作であり、TEACCHの基本的文献といえる。
02.
初めて障害児教育を担当することになり、何冊も関連書籍を読んだのだが、知りたいところがすぐわかる本書が最も重宝した。本書から多くのアイデアをいただいて毎日の授業作りに生かし実際に自閉症の子どもが落ち着いて生活するようになった。 TEACCHプログラムを実践するにあたっては、特に構造化に関する部分では保護者の了解を得るよりも、同僚教師の理解を得ることの方が難しかったが、そういう周辺の問題にも言及されているため、的確なプロセスを経て周囲の協力体制を確立した上で子どもとかかわっていくことが出来た。 自閉症関連の書籍は多数出版されているが、手ごろな価格で、実践を前提に読みやすく、わかりやすく、豊富な内容であるという理由で本書は自閉症の入門に最適であると思いオススメします。
03.
翻訳された解説書を除いて、もっともTEACCHプログラムの 全体像をつかむのに適した本だと思います。翻訳ものを読んで、 文章表現とか日本の教育との違いとかに何かしら違和感をもった 経験がある人に特に薦めます。生活環境までも含めた構造化など は、やはり現地の事例が中心ですが、著者の記述からは、日本の教育を絶えず意識している姿勢がうかがえます。もちろん、他の 多くの項目は活用するにあたってのエッセンスに満ちています。
04.
TEACCHプログラム自体の「実践方法・TEACCHとは?」といった、局所的な内容ではなく、 ・知的障害者の傾向とその中での自閉症者の特徴 ・自閉症者に対する療育理念と間違った療育 ・療育にあたっての具体的な方法 を、段階を追って解説している。 解説のもととなる療育プログラムが、ノースカロライナで成功を遂げている(現段階では最も)TEACCHであるだけで、自閉症の療育全般について非常に有効な内容が謳われている。 また、障害の度合いを評価するためのツールも載せられているため、療育方針を立てるための目安に役立つと感じた。 重度寄りの自閉症に対する療育がメインであり、高機能自閉症に対する療育がもう少し詳しく書かれていれば、星5つだった。
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