01.
電車の中で、涙ボロボロ、鼻水ずるずるさせながら読みました。4歳になる息子へのしつけの方法で私なりに悩んでいた時だったので、とても勉強になりました。「怒る」と「叱る」は違うんだということ。また、檻の中から発せられた痛々しい言葉の多くに涙させられました。皆ただ自分という人間をそのまま受け止めて欲しい、認めて欲しい、愛して欲しい、それだけなんですよね。本を読み終わった今、子供がもっと愛しく感じられます。
02.
本のタイトルを見て「ああ、子供の叱り方についての本か。」と思う前(後でもOK)にパラパラっと読んでみてください。この本はただの叱り方マニュアルではありません。副題として「少年院の子供たちから親・教師へのメッセージ」とあります。最近では児童虐待・育児放棄・不登校・引きこもり・10代の少年少女の信じられない犯罪が多発しています。そんな中、この本の著者は落語家であり各地の少年院を慰問している方です。その方が実際少年院の少年少女との会話を通じて「今の子供たちは世の中をどのようにとらえているか・どの様に見えるのか」をこの本で明確に記しています。実際の発言も本書に散りばめられており、その一つ一つが心を打ちます。字も比較的大きく見やすく読みやすくなっています。是非今の子供たちが見る・感じている世の中をこの本で少しでも感じていただきたいです。
03.
もっと俺をみてくれよ!そういう叫びが、メッセージを出しているこどもに気づけるだろうか 威圧的な目をして、乱暴なことばづかい、行動をして、くくっていないだろうか 「どうしようもないな・・・」と そうじゃなくて、もうちょっと俺らを、うちらをみてくれよ 話しかけなくてもいい、ただ、相談できるような距離にいてくれよ 親と子、教育とは一体何か、胸にこみ上げる私達の後輩の声
04.
元・笑点メンバーである筆者が少年院を慰問し、実際に1000回以上に渡って少年少女と接見した経験を元に、なぜ彼らが非行に走ったのか、そして大人にそれを食い止める術はなかったのか、少年少女の大人への悲痛な叫びを添えながら語られています。 真面目な話の中にも、噺家さんらしく絶妙な冗談も織り交ぜ、今までに無い本だという印象を受けました。 非行少年少女に偏見を持っている方はもちろん、これから子供が生まれる人、子育てに自信のない人なども必見の一冊です。
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