家庭教育 - ベビーマッサージROOM -
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私の家庭教育再生論―鍵は「お母さんの知恵」にある |
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価格:(税込)
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【私達の評価】 5.0点(5点満点)
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【私達はこんな商品も買っている】 男は男らしく 女は女らしく (Wac bunko) |
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【私達のコメント】
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01.
近所の小学生が、まだ幼児であるうちの子どもと遊びにしばしば来ます。
学校の話などを聞く機会にもなっています。
その子の言うことには「夏休みの宿題は、絵日記1枚だけ」なんだそうです。
ええ?それだけ??
たしかにぼくの子どもの頃など昔は、夏休みの宿題がたくさん出ました。
休み中遊びほうけて、最後の2,3日でやっつけるなんてこともやりました。
時に親に手伝ってもらったりしてね。
そういう事実があったことも確かで、親に手伝ってもらってやる宿題なんか意味がない、とも言えます。
だからといって止めちゃうのもどうかなーって思うのです。
最後の2,3日でまとめてやっつけるということだって、途中サボると後が大変ということを身に染みて感じることができます。
短時間でまとめてやると、それなりの品質にしか仕上げられない、ということも分かります。
適当でも何でも締め切り日に間に合わせなくちゃいけないんだ、ということも教えられます。
親に手伝ってもらうのだって、世の中には背に腹は代えられない時だってあるんだということを、伝えることにもなっていたんです。
実質的に子どもの学力形成には役に立たなかったかもしれないけど、そういう「処世術」を覚えるいい機会でもあったわけです。
だから、夏休みの宿題が絵日記1枚というのは寂しい。
処世術を身につけることもできず、学力も保障しない、形式だけの宿題に堕してしまっていると思うのです。
渡部昇一『私の家庭教育再生論』海竜社¥1500-から引用します。
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私は約半世紀にわたって英語教育にかかわってきました。
そしてちゃんとした英語が読めて、書けるようになる唯一の条件は「辛抱強さ」という確信を持つようになりました。
教え方をいくら工夫しようと何しようと、学ぶ側に「辛抱」つまり「忍耐心」がなければ英語の「読み書き」はできるようになりません。
今の日本の教育の問題点は、教授法などにばかり力を入れて、学ぶ側の忍耐心が一番重要なことを忘れているのではないでしょうか。
英語でも数学でも理科でも体操でも、どんな科目でも同じことでしょう。(178p)
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そうなんです。
学校は努力する習慣を身につける装置でもあると、ぼくは思います。
実質的に学力形成に役に立たないとしても、夏休みの宿題は努力する習慣の形成には十分役立っていたと思うのです。
真面目にコツコツと毎日絵日記を書く子どもには、日々の努力の大切さを。
最後の2,3日でまとめてやる子どもには、大変な思いをしてでも努力して間に合わせることの大切さを。
親に頼み込んだり、叱られたりしても、協力してもらうことの大切さを。
実際、社会に出た今の若い青年達、辛抱が足りませんよ。
締め切り日を守らないんです。
できなければできないで仕方ないや、という態度なのです。
決して締め切り間際に徹夜してでも追いつかせるなんてことをしないのです。
同僚に協力をお願いするなんてこともしない。
それでいいのか、若者よって思っちゃいます。
いろいろな機会を意図的に作って、努力すること、辛抱すること、忍耐することを教えていく。
それが教育の原理です。
それをきちんと教えてくれる学校を選びたいですし、家庭の中でも機会を意図的に作っていかなくちゃって思っています
02.
本書は、ジェンダーフリー、男女共同参画社会が示す未来に疑いの目を
持っている方に是非読んでほしい一書です。
一般的に子育ての原点は家庭教育にあると言われますが、著者は豊か
な文化と国を創る原点までもが家庭教育にあり、その中でも母の影響力が
何より大きいと言います。私は、以下の3点に感銘を受けました。
■「個人の自由」より「家庭価値」を優先させる
■男の子と女の子は「差別」でなく「区別」して育てる
■家族みんなで「国や祖先」を大事にする
この価値観の逆が、昨今サヨクが殊更に強調する男女平等参画社会です。
本書を読むと、男女平等参画社会、家族の否定、国家解体の破壊の連鎖
がよく分かります。私たちひとり一人が、祖先、家族、国家を大切にする心
をもち、豊かな子供を育み、国家繁栄につくしたいものです。
03.
本書は一冊で2冊分の読み方が出来る。 まさしく「母なるもの・母の知恵」をキーワードとして、家庭を再生する十の知恵が十の章立てで説かれている。どれも抽象的でなく、実際的でやる気があれば、ただ今から実践できる徳目ばかりである。また、家庭の普遍的意義について歴史的な経緯を踏まえ、深く理解することができる。 もうひとつの視点は、著者の炯眼、当代随一の洞察力のいかにして育ったのか、得られたものであるのかその根源となるエピソードが開陳されている。つまり、著者の洞察力の根源には、実母の知恵(インリジェンスでなくインテレクト)が深く影響しているのである。 母の知恵とは、物事の本質をたちどころに捉えてしまう知である。そこに学問的装飾は何もない。しかし、いかなる高名な学者より物事の本質を捉えたのである。例えば、ソ連の本質などである。これなど戦後のスター学者の大内兵衛などよりも結果的には著者の実母のほうがその本質をするどく捉えていた。「戦争が終わっても捕虜を帰さない国など信用できるもんか、、」ソ連を理想郷として崇めていた学者には、この根本的洞察が出来なかった。どちらが正しい認識だったかは明らかだろう。 読書中、幾度も目が潤んだ。著者の母への思い、愛が行間に滲み出ていた。よくよく読み込めば、今、日本が崩壊の危機に直面していることが分かる。 その再生のキーワードは、母なるものの復活である。無数の母の無償の愛の力により、日本人は歴史の試練を生き抜きりっぱな日本を造ってきたのである。著者の警告に耳を傾けるべきだ。 人類の友といわれたベンジャミン・フランクリンの有名な13徳の教えに匹敵するであろう国家の要・家庭を治める10の知恵である。
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