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「名誉ある賞(米国の親が選んだ本賞)に輝く全米ベストセラー子育て書」という帯に惹かれて購入しました。要するに「どうしてそうなった(なる)のか?」と大人が頭の中で考える問いを実際に言葉にして子供に与え、その問いを子供に発することにより、子供に考えさせ、説明させる習慣をつけさせると言うのが要旨です。要旨には賛成します。ただそれを延々と1冊の本にしてしまうのがすごいです。 「なにか新しいことが書いてあるのだろう」と期待して、読み飛ばしていくと、1時間もしないうちに読み終わってしまいます。買わずに本屋で立ち読みするのが正解だったと思います。
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この本はその題名の通り、子供に考える力を与える為に、母親(もしくは親)がどのようにアプローチしていけば良いか、導いてくれるガイドブックだと思う。そして、更に、育児の根本的な部分をも教えてくれる。内容は分かりやすく、その場の状況と一緒に例文が書いてあり、どのように子供に話し掛けるか、子供の気持ちをどう汲み取ってやれるか、そしてその子供の気持ちをどう次へのステップへと自分で考えて動く気持ちにさせてあげられるか、が詳しく載っている。昔から、その場の状況がきちんと把握できている子供とそうでない子供の違いが不思議でならなかったが、これを読んで納得が出来た。子供に親の考えを押し付けるのではなく、何が正しいと思うか、解決策はあるか、どうしたら良かったか、公平か不公平か、子供自身が考えることにより、他からの圧力をも自分で跳ね返すことの出来る人間になれると思う。我が子が生まれた頃か、もしくは生まれる前にこの本に出会っていたら、私自身が迷う時間が短縮できたであろうとちょっと悔しいが、今、出会えたことにも感謝している。社会全体的に過保護である現代で、自分の考えがしっかりしている方が子供にとっても生きていきやすいだろう。もう1つ、外国の子供がしっかり意見持っているのを見て驚く人も多いと思うが、このアプローチの仕方を見ると、どうしてあのようになれるのか納得が行くと思う。
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