01.
この著書が書かれた動機は極めてシンプルである。
学歴社会から落ちこぼれた息子をいかに大前研一自身の思考の中で
落ちこぼれだ駄目息子だと構成しないように、うまく理論だてられるかということである。
科学的に物事を客観的に見られる程意志の強靭な人ならば、
「この業界は7割がたは学歴で見られる」「ここは全く学歴は見られない」「両方見られる業界・会社だ」となるべく学者的に見て
その上で「まぁ日本だとトータルで何割かは学歴で人を見られる
けど、全然関係ないところもあるから生きていけるし、活躍も
出来るよ」
というような客観的な分析が可能なはずだ。それが出来なかったと
言うのは人間味かもしれない。だけど、やはり、今までの大前の発言が
仕事が、一定の学歴の上にあったからこそウケタという事実の認識が
ビジネスマンの共通に合ることを大前自身が認識していたから
ともいえる。
本当に学歴が大事じゃないと大前さん自身が思っているならば
ビジネスアタッカーズの宣伝で卒業者の学歴をデカデカ書くということ
は行わないし、ビジネススクールも高卒中卒の職歴無しの人を主な
対象に行う筈だ。それが出来ないと詭弁の気がする
でもまぁ、学歴重視の思考が固まっている中年以降の
リーマンの方にはレベルが合っているので受けるんだろう。
本当に今までの学歴重視の信奉をガラガラポンすると、その上に成り立って
来た自身の経歴も攻撃する事になるから
私自身の考えは、学歴は行きたい業界・仕事に使えるなら取っても良い。で、自分なりのアイデアに基づいて一生懸命やって駄目だったらまた考えてやる。アイデアは10出して終わりにするな
100や1000出して初めていくつか使える
要は一生懸命考えてもほとんどは失敗なのが大人の世界でそれに汲々してたら本当の失敗人生になってしまう。
02.
大前氏の経歴や発言を耳にするたび、人間として冷たいイメージを つい持ってしまっていたが、この本を読むことで大きく大前氏への イメージが変わった。大前氏も自分の子供を育てるにあたり、世間体を気にすることも あったのかと意外な面も見える。 しかし、最終的には自分と子供の価値観を優先させ、実践する。 「家族に対する愛情は家族に接する時間ではかれる」という言葉が とても印象深かった。 子供を持つ父親にお勧め!
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