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娘に語るお父さんの歴史 (ちくまプリマー新書)

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親子関係 - ベビーマッサージROOM -

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娘に語るお父さんの歴史 (ちくまプリマー新書)
価格:¥ 798(税込)
【私達の評価】
4.0点(5点満点)
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明日があるさ (朝日文庫)
【私達のコメント】
01. 私と同世代の重松さんが、娘に語るお父さんの歴史とは?
戦争の悲惨さ、戦後の貧しさを語る年齢でも無く、白黒テレビ〜カラーテレビへ、アポロの月面着陸、オリンピック、大阪万博、高度経済成長、それに伴う公害、交通事故の増加等々、日本が、世界が加速度的に移り変わっていった時代。
科学という未来を信じ、突っ走ってきた結果、経済大国となった日本。その一方で無くしてしまった物も多いのも事実です。

同世代の人には懐かし事柄が散りばめられていて面白いのですが、自分の娘が、この小説の中の娘のように素直に興味を持って聞いてくれるか疑問が残るのですが(家だけでしょうか?)


02. 「お父さんってさあ、ほんとうに幸せな時代に生まれてるよね・・・」
主人公カズアキの娘がつぶやいたこの言葉がこの本のきっかけだ。
個人の思い出を超えた歴史を子どもに語る父カズアキ。
同じような境遇の方には便利でノスタルジーに浸れる本。


03. 「お父さんって子供の頃どうだったの?」という娘セイコの素朴な疑問に答えるため、自分が生きてきた時代を検証することにしたおとうさんカズアキさんの報告書ですね。おとうさんカズアキさんは=著者の重松清さんです。彼の生まれたのは、1963年。アトムと同じ年に生まれています。

たとえば、私たちの親の世代、祖父母の世代、時代は大きく動き、日本国民全体の共同体験があります。ちょっとおまけすると私たちの兄世代にも、戦後の激動期、安保闘争、経済成長という団塊の世代共通の歴史があります。しかし、(私も含む)この世代には、残念ながらあまり柱といえる共通体験がないのです。多分テレビの中にしか(^^♪ オリンピック、大阪万博、アポロの月面着陸、こんなところでしょうか?あとは、歴史といっても、アルバムの中の家族の歴史、自分の歴史しかないところがすこしさびしいところです。今の時代はどうでしょうか?

今の家族は逆説的に、子供が小さい頃から「思い出作り」のために生きている感じがしないでもないけど、それは、昭和30年代、40年代に比べて、大人も余裕ができたってことでしょうね。だって昔はいい大人がキャンプやったり、バーベキューやったりしないもの>きっと子供のころにみたアメリカドラマの影響だね。

それにしても、こんな冬眠から起きてきたばかりのクマのような重松氏が私より年下の男の子♪とは…(ーー;)


04. 1959(昭和34)年を境にして、それ以前は戦中、戦後の時代、以後は高度成長からバブルの時代と位置づけているのだろう。作者は、この昭和34年から70年を中心に、自らの生きた時代を娘に語る形の小説にしている。
その間の40年弱の日本を振り返って行くが、その時期に生きた人間としては、一緒に当時を懐かしみ、ほくそ笑んだりしてしまう。逆に、憤りを覚えたり、後悔したりもする。そんな時代を作者は「全力疾走」で「未来が幸せだと信じる」ことが出来た時代だったと総括している。その上で、娘に「幸せな時代だったわけ?」という問いに、躊躇しながらも「YES」という答えを出す。その根拠は「未来が幸せだと信じる」時代だったということである。
全編に渡って納得出来る論旨で、自分たちの生きてきた時代を上手く整理してくれたなと思う。未来に幸せがあると信じて子供たちを無事に育てることが、自分たちの役目だというのも納得できる。一方で、娘に今の日本の不安を語らせている。この点も作者と同様心配ではあるが、「娘」たちの世代に頑張って貰って、そうした心配を払拭して欲しいなと思う。そのための準備をするのは、我々の責任だろうと思う。

05. 40年近く生きて来て、ふと自分が生きてきた時代について考えるようになった。どんな時代に生きてきたのか、生まれた頃の日本はどんなだったのか知りたくなった。ただし、教科書や昭和史の本は何か他人事のようで実感が無い。そんなときに見付けて読んだ本書で、疑問がすとんと腑に落ちた。

昭和三十年代からの時代を、著者の分身である主人公が調べる。あくまで「思い出」ではなく、「歴史」と捉える。さすがに小説家らしく、読まされるうちに納得してしまう。歴史書のように「説得される」のではなく、「納得して」しまうのだ。ああ確かに自分が生きてきた時は、あの時代特有のもので、それがいつか歴史の一部になるのだと実感した。そうして歴史を捉えたとき、未来も見えてくる。感心するとともに、歴史を身近に考える貴重な時間が持てた。


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