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子どもが壊れる家 (文春新書)

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子どもが壊れる家 (文春新書)
価格:¥ 735(税込)
【私達の評価】
2.5点(5点満点)
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【私達のコメント】
01. こういうものです。
ちょっとでも社会学を齧った者なら分かるはずですが

1のデータ
2のデータ
3のデータ
A.○と言う結論

ではなくて

A.○と言う結論
○のためのデータ1
○のためのデータ2
○のためのデータ3

と言う風になってます。
つまり「社会学は最初に結論ありき」なのです。
彼女のように社会の先鋭部に突っ込む人はこういう風になりがちです。
ジャーナリストが書いたものと言うより、
週刊誌の記事のようなものと考えるべきですね。

それも含めて考えても内容は酷いですね。
あまりに強引なこじつけです。
ただし時代の流れを読んだ(親が子どもにゲームをさせない理由になり得る
→よく売れる)本です。その点の才能は認めます。


02. 著者は少年鑑別所元教官の草薙氏。
やや期待して読んだのだが・・・。

内容は類書と同じ。新しい発想、気付きや理論はない。

平成15年16年に立て続けに起きた、「普通の」男の子・女の子による不可解な凶悪犯罪。その原因を探るべく、家庭・学校を初めとした生育環境を探る。
そこから見えてくるものは、過剰な期待から来る・過干渉・過保護、テレビゲームの影響、責任を自分の子育てや家庭環境以外に求めようとする親の姿だという。
でも、本当にそれだけだろうか。同じような境遇の子どもたちは何万といるはずだ。その中で、これらの子だけが犯罪へと陥ってしまったのはなぜだろうか。

その辺りまで踏み込み描き出して欲しかった。
読後に消化不良感がする。

この本で良いのは「子どもが壊れる家」というタイトルだけ。このタイトルなら、一度は手にとって読みたくなる。

タイトルだけなら☆5つ付けても良いが。

03. 著者の少年犯罪に関するノンフィクションはそのソースや時折入る主観的な部分から賛否は分かれると思うが、すごい部分があった。
著者は、何のためにこの本を書いたのだろうか?私には全く伝わってこない。心から、現在の家庭や子どものおかれている状況を理解し(あるいは理解しようとし)、少年犯罪の本質を掘り下げて知ろうという気持ちがあるのだろうか?
構成は、概論、自身の著書からの引用、医学論文等の「科学」の寄せ集めから著者による陳腐なまとめ。そして最悪な著者による「直感」による強引なゲームの原因論。やたらと、科学的ものを寄せ集めても、結論は全く科学的ない。結局、子どもが壊れる原因は、ゲームなのか、ホラーなのか、ゲームをさせる家庭環境なのか、放任の親なのか、過干渉の親なのか。ゲームにもいいゲームと悪いゲームがある?それじゃぁ、悪いゲームを製作販売しているメーカーなのか、規制していない国なのか。

私は、著者がどのような家庭環境に育ち、現在どのような生活環境にあるのか知らないが、家庭、親、子どもをどのように理解しているのだろうか。

構成はめちゃくちゃ、展開は強引、そして最悪なのが、全く「家」への暖かな視点がない本である。

これまでも著者の本は読んでいるが、著者自身のきちんとした考えや多くの取材源に基づいて書かれたというよりは、たまたま「ラッキーな」ソースだけに支えられているのか、とこの本を読んで感じた。

そして、「直感」から「偏見」が生まれてくるように思われる。

04. これまでに、非行少年に関する書籍を数多く読んできましたが、本書は、「どうして少年が犯行に至ったのか」ということが、よくわかるように書かれています。
本書で紹介される、少年Aも、佐世保の小学女児も、佐賀のバスジャック犯も、心に深い闇を持っていたことが浮き彫りにされています。
一旦、こういった事件が起きると非難されるのは加害者側ですが、本書は、加害者の複雑な心理状態をよく分析し、うまく解説していると思います。

モノがあふれているのにもかかわらず、少しの贅沢のために必死に働く両親の間で、放ったらかしになって育つ子どもはどんどん増えていっていると思います。忙しい両親に代わって子守りをするのは、テレビやビデオ、ゲームなどです。
テレビに対して文句を言っても何も言い返されはしませんが、逆に言い返されないことで、精神的なタフさが備わっていかないような気がします。

子どもを育てるのは、親の語りかけと、友達との会話、そして地域の人とのふれあいではないでしょうか?
こうしたものが少しずつ失われているからこそ、昨今、凶悪な少年犯罪が増えているのではないか、と考えさせられました。

とはいっても、日本の犯罪件数は、アメリカなどに比べたら相当少ない数です。
過去に起きた悲しい事件を教訓に、これからの日本を支える子どもたちがのびのびと育つような社会になるように、良識ある大人がしっかり子どもを育てていきたいと思いました。

05. 少年犯罪がクローズアップされている昨今、親としては不安に駆られ、
つい手にとって読みたくなるタイトルである。

ところがその内容は短絡的かつ類型的、一方的であり、
自分の「直感」と称する根拠も客観的なデータも追試もない単なる「主観」を、
強引に正しいものと結論付けているだけであった。
(しかも時折矛盾あり。)

著者が実際法務教官に従事した時期は短く、
取材も中途半端で恣意的であり、なんらの検証もない。
特に、脳神経科学的なアプローチが皆無と言っても良い。
(ゲーム脳論争に関しては、否定的な決着がついていた筈では?)

また、著者が母親に向ける辛辣でイジワルな視線が気に掛かる。
不安を感じている母親が読んだら、ますます追い詰められはしないだろうか。
容赦ない糾弾ばかりであった。

著者の言説を鵜呑みにするか否かは読者のバランス感覚に掛かってくるが、
内容に関しては慎重に取捨選択をされることをお勧めする。

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