01.
自分が読み終わった後、三章だけでも読んだらいいとすすめました。とにかく子供を叱る、脅す、叩くのではなく、考える場所に連れていってあげること、これが二人で実践しようということになりました。
それ以降の文章はやや冗長。考える場所についてのより深い考察(事例、より具体的な方法、hints&tips、実践した人の声など)があると尚良かったのかもしれません
02.
活発な男の子の母として日々感じるストレスからか叱る回数が年々増えていました。育児に悩んだり落ち込んだり、また怒った後の精神的な消耗や罪の意識も感じていたように思います。なによりも叱られた後の子供の泣き方が段々酷くなって※その割にまた同じことを繰り返す→叱るの繰り返し・・・このままではいけないとこの本を手にしました。
怒ることをピタリと止め、立って考えることを指示したら何が原因で怒られたか、自分が悪かったと素直に認めることができるようになり、同じことを繰り返すことも少なくなりました。
冷静さを欠いて、声を荒げて叱ること自体が心に負担がかかり、叱った後も苛々が続き怒りの連鎖を生んでしまっていたように思います。
子供を叱らなくなり、精神的な余裕ができた分、育児や生活のことで主人に注意しなければならない時にもやんわり伝えられるようになりました。
それに自分が叱らなくなったことで、子どもの信頼が増したのも実感します。
叱られないとわかると子供から今まで以上に話しかけてきます。のびのびと絵を描きながら何時間と話しかけてくれます。肌と肌を触れ合わせている時間も増えました。
何か問題があった時もコーナーで考えた後、僕が悪かったと涙を浮かべて反省する子供の様子に怒りなんてとても湧いてきません。
世界で誰よりも一番大好きなお母さん。そのお母さんに毎日怒られていた子供の気持ちを考えると今更ながら胸が痛みます。
叱るのを止めた後に感じられるのは子供の成長と子供への愛情です。毎日怒ってばかりで苛々していた時よりも子供への愛しさが強く感じられます。
育児に悩んでいるお母さんに是非読んでいただきたい本だとレビューを書きました。
03.
主張の賛否については読まれる方にお任せするとして(個人的にはおおむね賛成です)、
気になったのは文体です。
著者は外国の方だから当然と言えば当然なのですが、
事例として取り上げているものが、日本ではあまりないようなパターン、
あるいは、日本人の親子ではあまり見られない会話のやりとりが多く、
読んでいてしっくり来ませんでした。
(「外国のテレビ番組のジョークにまったく笑えない感覚」に近いです)
文化の違いなのか、訳のせいなのかはわかりませんが、私はこの手の本は
具体例にどれだけ共感できるかが大切だと思っているので、その意味で
星3つにさせていただきました。
04.
実は題名に関する部分は本全体のごく一部。その箇所では、「たたいたり、大声で怒ったりといった、子供が怖がるしかり方は子供に対して悪影響しかない」「考える場所を作って、そこに連れて行ってパパママと一緒に考えさせる。この方法で2歳ごろからはじめれば、4,5歳には、なにか悪いことをしたときは、自分で考えて直していくようになる」といったことが説明されています。うちでは、ここに書かれている「考える場所」を子育てに利用しています。(有用です)
この本が実際に一番(本全体のほとんどを使って)訴えているのは、「親は子供とできるだけ多くの時間を一緒にすごしてほしい」ということです。この本の著者は本当にこのことを強く訴えています。「そのためには、生活ができるのであれば、収入が減ってでも時間を作って子供と一緒にいることが大事」「小学校に入るくらいまでは、特に子供と一緒にすごす時間をできるだけ沢山とることが、その子供の人生にとって非常に重要」「男の子には、男親が必要。もっとパパは子供に、家庭に目を向けよう」
著者は、「人生の目的はなに?と問いかけて、子供の幸せのために仕事をしていると親たちは言うが、そのために子供の幸せに本当に必要なことが犠牲になっている」と訴えます。
私はこの本を読んで、考えさせられたよ。「父親は仕事も重要。母親とは違うやりかたで子供たちと接していこう。短い時間でも、心をこめて子供たちを接するようにしよう。」と思っていましたが、接している時間自体も大事なんだ。ここ4,5年間だけでも、できるだけ一緒の時間を作っていけるように、もっと努力したい。
子供が小さい間の自分(親)のすごし方を考える際に一番影響を受けた本です。
05.
「叱らずにすむ」 育児真っ只中の私にとっては、現実ばなれしたタイトルでした。 ただ心から、叱らずにすむならそうしたい、少しでもそのヒントが欲しいと思い購入しました。内容は私の予想を大きく上回り、もっと読みたい、そしてもう一度読み返したいと思える内容でした。 脅すように子供を叱った事、時には叩いたりもした事、その場しのぎの継続しない、そして物事の善悪だけで、 そこに関わる子供の気持ちを無視していたものだと深く反省もしました。 本書には日々の子供との時間の使い方、躾という意味の説得の仕方等、具体的にとても分かりやすく説明してあります。 統計的な物の説明についても、そうかも・・と思える点がいくつもありました。 社会全体として、父親の帰宅時間、共働き、託児所の問題等、簡単に解決できないような内容も含まれますが、 是非、多くの方に読んで頂き、子育のしやすい日本になって欲しいなぁと思いました。
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