01.
親が子どもに対してコーチになる。
そのためのノウハウ本。
塾の先生をされている著者の子どもとのやりとりやエピソードがふんだんに盛り込まれていてわかりやすい。
5つの法則として。
1.詰問せず、質問する
2.チャンクをほどく
3.怒らず叱る
4.アクノレッジする
5.愛のブリッジをかける
あとがきに書かれていることだけれど、この本は「子どもにたいするコントロールを手放す提案」
コーチングの趣旨は自立できる人を創ることにある。
そして、
「コーチングとは、コーチィ(=クライアント)が自分の中にコーチをつくるまでのお手伝いだ(P243)」
これは、なるほどその通りだなと思った。
02.
京都の有名な進学塾である成基学園の先生が書いた本です。 著者はもともと高校の先生で、10年前に成基学園に移り、数多くの生徒の指導に当たってきた人です。当然ながら、実体験に基づく数多くの事例が紹介されています。イラストも豊富に使ってあり、コーチング初心者のお父さん・お母さんにもとっかかりやすい内容です。さらに読んでみて驚いたのは、コーチングに対する理解・考えがとてもしっかりしているところです。 「コーチングの基本は、実際に何があり、どういうことが起こっているかをひたすら冷静に見守ることです」 最近はコーチングの本がたくさん出ていますが、本書のようにこういった考え方をしっかりと押さえている本は少ないです。 「「見守る」というのは、子どもを一人の自立した「個(人格)」として認め、子どもの行動とか、考え方、気持ちを最大限尊重することです」 「パパ・ママコーチングは、親が自己観察できる大人として子どもに接することで、子ども自身が自己観察できる大人に育っていく、そんなコミュニケーションなのです」 子どもをお持ちのお父さん・お母さんはもちろんですが、部下を抱える上司の方にもお勧めです。 スキルだけを並べた"ビジネスコーチング”本よりもよっぽど参考になります。
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