01.
文章が短く、読みやすいし、まるで自分が子供に語っているのかと錯覚するほどの親しみやすい語り口調。なんとなく昔話の語り部になった気分になります。
絵もシンプルで色鉛筆で塗られていて味わいがあります。無駄な背景はカットされているし、だいこんとにんじんとごぼうがかわいく思えてくる!命が吹き込まれているようです。
こどももとても気に入り、畑に埋まっているだいこんをみつけると「くうくう」と話しかけています。(なぜくうくうというかは、買ってからのお楽しみです。子供の発想に納得します。)
02.
にんじんさん、だいこんさん、ごぼうさんがお風呂に行きました。 ごぼうさんは熱いのが嫌で飛び出て、だいこんさんは汚れを落としてピカピカに、にんじんさんはず~とお湯につかってたから赤くなった話です。さし絵が元からにんじんさんは赤く、だいこんさんは白く、ゴボウさんは茶色いのが残念かなぁって思います。 日本昔話のにんじんごぼうだいこんと言う話と一緒です。
03.
普通の本と違うのは、「…しました。」「…言いました。」というような表現ではなく、 「ごぼうさんが やってきてねえ」「おふろへいこうよ そういったって」と語り口調で書かれている点です。 読み聞かせが下手な私でも、書かれているとおりに読むだけで 昔話のように読んで聞かせられました。 最後は「とっぴんぱらりのぷう」で締めくくり。これぞ昔話。
04.
この本にはビデオがあり、こどもが入院していたとき 病院に持ち込み見せていました。 と、横を見ると外国人のお母様とこどもがおり 日本人とは違った皮膚の色をしていました。 また、病院には皮膚の病のあるさまざまな方がおられました。 私はこのビデオを見て楽しんでいたことを恥じてしまいました。 世の中にはいろいろな人がいるんだということを こどもに認識させたいと思ったら、ちょっと気になる本でした。
05.
イラストが松谷みよこさんらしく暖かく、かわいい本です。 そして、にんじん、ごぼう、だいこん達のお風呂での出来事が、乳児にも幼児にもわかりやすく、たのしく、描かれています。 乳児では乳児なりのおもしろさをみつけ、幼児では幼児なりの発見をするようです。ページをめくる楽しみがある絵本です。
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